めざせノンロコモ=スロウエイジングでいこう

Je suis en bonne santé. 「体調がいい」いつもそう言える身体でありたい。

スロウエイジングでいこう

身軽な身体は素晴らしい。自分で整えられたらもっと素晴らしい。
はじめに

仰向けに寝たときの本来の身体は?

コンディショニングトレーナーのサンテです。

力を抜くのは難しい、というエントリを書きました。大人になると、勝手に力が入ったままになることが多いようです。

 

寝たままでも力ってはいったままだったりするんですよね。つまり寝ても疲れが取りきれない人は、寝ても力が入っている可能性もあります。

試しに、床に仰向けに寝てみましょう。立つのはと違って重力から解放されているので、全部脱力できたら左右均等に背骨近くまでべったり床につくはずですね?

背骨で分けたとき、右半身か左半身か、どちらかがたくさんついた状態の方もいるのではないでしょうか。腰がたくさん浮く方もいるでしょう。なかなか床に寝る機会はないので案外気付きにくいと思いますが、背中からお尻までべったりつく状態にない、ということは、起きているときの身体の使い方のクセが、そのまま寝ても残っている、ということなんです。

人間の身体は、寝ると疲れが取れるようにできていて、同様に、寝ると身体の使い方のクセもリセットされる、のですが、「クセ>リセットできる量」の場合は、そのまま蓄積されていきます。つまり残りっぱなしになるのです。。。

 

クセを残りっぱなしにしないために、寝る前に「使った身体のお片づけ」をするといいですね。

力はもっと抜けます

コンディショニングトレーナーのサンテです。

先日は、ハーフポールの上で、のんびりと呼吸することをお勧めしました。首の下にタオルを入れるとさらにリラックスできます。

 

タオルで首を安定させてハーフポールの上に乗っていると、気持ちよくてそのまま眠くなっちゃう。。。そのくらい脱力できると最高ですが、最初からそこまでできる人はあまりいないようです。

大人になると、案外、完全なる脱力って難しいです。

眠っちゃった赤ちゃんや子供は重たいですよね。大人で、あのくらい脱力できるひとは多くないんじゃないでしょうか。実際、トレーナーにリードされるうちに、クライアントさんは肩が落ちて胸が開き、腕がどんどん床に近づいていったりします。

 

トレーナーのリードで脱力できるということは、脱力できないわけじゃなくて、脱力の仕方を忘れちゃってる、ということなのです。ポールから降りると、みなさん気持ちいいとおっしゃいますが、それだけポールに乗る前は「勝手に力が入ってた」んですよね。仰向けに寝てるのにね。

 

じゃあなぜ「勝手に力が入ってる」状態になるんでしょうね? その答えはご自身の体の使い方にあります。これはいわゆる「くせ」なので、自分で気付きにくいものですね。

ハーフポールのススメ

コンディショニングトレーナーのサンテです。

 

コンディショニングは非常に身近な運動で、特別な道具を用意しなくてもできます。その手軽さがコンディショニングの素晴らしいところですが、それでも、あったら効果が高まる道具がひとつだけあります。かまぼこ型のハーフポールです。

 

使い方は、まず、縦に2本または3本をつなげて並べます。

次におしりをポールの端に乗せます。

続いて足を骨盤幅に開いて、後手に手をついて、ゆっくりポールの上で仰向けになります(足を骨盤幅にして乗るのは、背骨を中央の高い部分に乗せるためです。こうやって乗ると安定します)。

仰向けになったら、目を閉じてゆっくり呼吸。。。鼻から吸って口から吐きます。だんだん力が抜けてきます。

 

ハーフポールは、丸い筒型のポールより安定感があって、脱力に適しています。このNCAのストレッチポールは、LPNのストレッチポールよりちょっと長くて、背が高い人でも2本であたままですっぽり入ります。LPNのなら3本用意するとよいです。

肩こりさん、腰痛さん、疲れ気味で自律神経がちょっと安定してないかも。。。って方、最初はこれだけで十分です。ぜひ一度ポールに乗ってみてください。

はじめに

このブログでは、コンディショニングトレーナー「サンテ」が、コンディショニングと体調と体調を自分でケアできるプチトレーニングについて書いていきます。

 

そもそも、自分が「体調」というものについて考えたのは、2011年の311のときでした。常に肩こりと腰痛を抱えていた自分は、その日の夜もマッサージの予約をいれていました。しかし、あの震災があって、電車も動かず、自宅までなんとか歩いて帰り着きました。あのとき、計画停電とかいろんなことがあって、東京在住といえど、それ以前とは全然違う日常になりましたね。。。

 

そんな中、マッサージ屋さんに頼りきりだった自分の肉体について、考えるようになりました。この生活を続けたらまずいんじゃないの?なんか自分でケアできる方法はないのかな? そんな中でたどり着いたのが、有吉与志恵先生の「コンディショニング」でした。

 

私はそれ以前の運動経験がほとんどないのですが、コンディショニングと出会って、少しずつ身体のコアと呼ばれる深層部の筋肉を整えていくうちに、日常姿勢から来るぎっくり腰と肩こり&腰痛から解放されました。そこから、今度はそれをより理解したくなり、さらに伝えられる側にならんとトレーナースクールで勉強し、今に至ります。

 

私のように、「日常姿勢が原因の肩こり腰痛」をお持ちのかたは、実に多いと思うのです。小さな不調でも、それだけで気持ちよく過ごせないものですよね。肩こり腰痛のせいで本来の快適が遠ざかっているのはもったいないことです。

あなたも、本来の自分を取り戻しませんか?

本来の自分、そしてその先には、1年後のパフォーマンスにがっかりしないですむ、スロウエイジングな自分が手に入ります。