めざせノンロコモ=スロウエイジングでいこう

Je suis en bonne santé. 「体調がいい」いつもそう言える身体でありたい。

スロウエイジングでいこう

身軽な身体は素晴らしい。自分で整えられたらもっと素晴らしい。
はじめに

書籍『横隔膜呼吸で「やせ体質」になる』

コンディショニングトレーナーのサンテです。

日本コンディショニング協会(NCA)の理事もつとめていらっしゃる牧野講平トレーナーの書籍「1日5分 横隔膜呼吸で「やせ体質」になる (Ikeda sports library)」を読みました。タイトルからは、ダイエット本のような印象になってしまっていますが、浅田真央選手や太田雄貴選手らアスリートのコンディショニングのお話などを交え、リセットコンディショニングや呼吸について、一般のかたに伝わりやすい言葉で書かれていました。

 

筋肉がたくさんあればいいわけじゃない競技選手の例として、浅田選手のフィギュアスケートはわかりやすかったです。また、高梨沙羅選手の強さは自分自身の身体に対する探究心なのだなあと感じました。アスリートの方々は本当にすごいですね。 

1日5分 横隔膜呼吸で「やせ体質」になる (Ikeda sports library)

1日5分 横隔膜呼吸で「やせ体質」になる (Ikeda sports library)

 

 

そういう超人的レベルの方をコンディショニングしている牧野トレーナーが

 アスリートも一般人も「同じ人」

と記しているとおり、基本的に同じ地球上で生活しているのですから、アスリート向けのコンディショニングが特別で、一般人向けのものと違うはずはありません。アスリートが求める度合いは、一般人のものよりレベルが高いというだけのことで、基本は同じなのです。アスリートだって、地球上にいる以上は等しく重力の影響を受けますし、同じように歩いて、座って、寝ているわけですから。

アスリートの体調がよくなるのと同じように、一般の私たちもコンディショニングで調子を取り戻したり、よりいい状態になれたりします。

 

具体的にどんな動きをしたらいいか、ということについては、同じく牧野トレーナー監修の 「横隔膜呼吸」でカラダの不調が治る! (マガジンハウスムック)」がわかりやすくてオススメです(やっぱりマガジンハウスのムックは見せ方がうまいです。これは編集の力だと思います)が、横隔膜呼吸とかコンディショニングについて興味がおありの方は、この本をオススメします。やせることが目的ではなくても「呼吸と姿勢を整えると太らない」とか「人間の動きは股関節が9割」とか、興味深いトピックがたくさんありますよ。