ぽっこりおなか、解決できます
コンディショニングトレーナーのサンテです。
先日、グループレッスンで、おなかスペシャル、というレッスンをやりました(私のグループレッスンは、少人数で行うお姉様方中心のクラスです。最年長は75歳)。
おなかにフォーカスしてコンディショニングしてみよう、ということで、おへその周囲をビフォーとアフターでざっくり計測しました。マーキングしたリボンで長さを比べるというものです。
2時間半のレッスンで、全員に変化がありましたが、いちばん少ない方で3センチくらい(女性の指2本分くらい)の減少、一番変化があった方は8センチくらい(女性の手のひら横幅くらい)の減少。
これは運動だけで変わった内容で(内臓脂肪が減ったとかではないですよ、念のため)、 腹部のサイズは、案外簡単に動く かも、ということを知っていただけたらと思います。ご自身のおなかの使い方次第で、ちょっときついスカートやパンツは楽々着られるかもね、ということなのです。
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「首が凝っていると呼吸もしづらい」の関係
コンディショニングトレーナーのサンテです。
寒くなってきましたね。
ここ最近、急に寒くなったせいか、クライアントのみなさま、胸の筋肉が硬くて、呼吸が入りにくいのですが、呼吸が入りづらいときは、クビの筋肉が硬いことも多いです。
続きを読む足の裏が痛い人、それは姿勢の乱れの可能性も
コンディショニングトレーナーのサンテです。
先日、友人が「足底筋膜炎」と診断されました。彼は朝起きたらかかとが痛くて、整形外科に行ってみたんだそうです。「最近多いらしいよ」と言っていたので、どんな病気なんだろうと思ってググってみました。もちろん医者ではないので病気を治すことはできないのですが、クライアントさんでそういう方がいらした場合、運動させていいのか判断するための知識は必要ですからね。
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筋肉や動きを知りたい人にオススメの本
*タイトル更新しました
コンディショニングトレーナーのサンテです。
自分は「トレーナーになろう!」と思って生きてきたわけではないので、筋肉の勉強を始めたときに、いろんなことにつまづきました。多くのトレーナーの方なら悩みを持たないようなことかもしれませんが、一般人はこのくらい「人体」について知らないものなのです。知らないというのは、つまり話を聞いて
用語がわからない
ために、まるっきりついていけない、ということです。アルファベットの存在を知らないまま英語で会話される授業に出ちゃったという感じ。
講座の初日、私はメモを取ろうにも、先生が何を言っているのかが全然わかりませんでした。仕方なく、何の意味もない速記の時間となりました。「じょうぜんちょうこつきょく」なんて一般会話に出てきません。これは日本語か?と思いながらひらがなを書きなぐっていましたが、つくづく「読んでおくべきだったのは筋肉本じゃなくて骨格の構造が分かる本だったなー」と思いました。
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座り仕事はおしりの筋肉が固まりやすい
コンディショニングトレーナーのサンテです。
先日、パーソナルトレーニングを行なっているクライアント様から「最近、股関節に違和感があって…整形外科では問題なかったんだけど…」というお声があり、コンディショニングをしながら一緒に原因を探ることにしました。
オフィスでは基本的にPCに向かっていて、立つことはあまり多くなく、外出もそんなに多くない、という方です。朝起きて、会社に着く頃には痛くなっている感じで、会社で座っているとどんどん痛くなる、ということでした。
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リセットコンディショニングをサボっていたら自分に起きたこと
コンディショニングトレーナーのサンテです。
先日、姿勢の話を書いたところですが、一時的にとっている体勢が長時間続くことでも筋肉の状態は変わっていきます。ゴルフをした次の日とか、いつもと違うところにコリハリ感があったりしますよね。仕事でずっと下を向いていたらすごく肩が凝ったとかも同じです。
先日、3日間の講習を受けてきたのですが、この3日間は床に長時間座った状態で話を聞いていました。横ずわりだったりあぐらをかいたりしてメモを取っていました。
講習終了の翌日、股関節に違和感が出たんです。歩くと骨盤の外側に痛みがある状態です。これは3日間の姿勢の影響だろうとはすぐわかったんですが、そこからが問題。
最初は変わった筋肉痛なのかなと思って放置していたら、どんどん痛みが増してきて、歩き方に左右差が出るほどになってしまいました。痛いと感じる箇所も骨盤の背中側上部になってきて、ちょっと自分ではどうしたらいいかわからなくなり、カイロプラクティックで診てもらいました。調子が悪いときにいつもお世話になっている先生です。
先生曰く、怪我とまではいかないけど、お尻の外側(中臀筋)が硬くなって(柔軟性が減って)いて、神経を圧迫しているのだろうということでした。
これ、怖いですよね。
たった3日間ですよ。たった3日間の体勢で、歩き方に影響が出るくらいのことが起きちゃう。コンディショニングトレーナーとして、この3日間、自分のリセットコンディショニングをサボっていたことを反省しました。。。
カイロの先生に少し助けてもらったおかげでだいぶ改善はしたものの、まだ痛みが残るので、今度は状況にあったリセットコンディショニングを考えながら実行したところ、痛みが減ってきました。お尻の辺りを触ると、筋肉の弾力が取り戻されてくるのが実感できます。最初からこれをやっておけば。。。と反省しきりです。
リセットコンディショニングは手軽にいつでもどこでもできるので、そのありがたみも身をもって知りました。
今回自分が行ったリセットコンディショニングは、「ヒップボーンターン」と「クルクル」を応用させたものです。「ヒップボーンターン」と「クルクル」は、「コアトレ スタートブック」に載っています。この「コアトレ スタートブック」は図も多く、概念的に分かりやすくてオススメです。
体幹を鍛える コアトレ スタートブック (GAKKEN SPORTS BOOKS)
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「姿勢」ができるまで
コンディショニングトレーナーのサンテです。
筋肉について勉強を始めて、たくさん気づいたことの中のひとつに、「姿勢」ってどうやってなるんだろう?ということがありました。猫背とかO脚とか、「言葉」は知っていても、その定義や原因については考えたこともありませんでした。
勉強して知ったのは、病気などの理由でないなら、姿勢は「身体の使い方のクセ」であるということです。
長時間下向きでいた後(ずっとスマフォの画面を見ているとか)、首が痛くなることがあると思うんですが、普通はそこで「あー肩まわりが凝った」と感じるだけなのではないでしょうか。
この「凝った」というのは身体からのサインです。
「肩凝った」を放置すると
身体からのサインに対応せずに放置すると、身体の方が「いつも下を向くんだから、その形にしておこう」と状態に合わせてしまうようになります。
これが連続していくことで、「身体の使い方のクセ」が誕生します。
スマフォの例で言うと、
いつも下を向いている→
頭が前に出てくる→
腕も前に出てくる、
と繋がってきて、
スマフォを見ていないとき(例えば信号待ちで普通に立っているとき)でも、
頭が前に出て、肘から先が曲がって前に出る、
みたいな姿勢を自然と取っていたりします。
言い換えると、姿勢は「結果的に出てきたもの」とも言えますね。
人間の身体はエコなんですかね。面倒くさがりというか。
不調がなくて気にならない場合は問題ないです(頭が前に出ている状態が、見た目はかっこよくないけど肩こりもないし、自分的にどうでもいいならスルーしていい、ということです)が、どうにかしたいという場合は、まず、ご自身に敏感になることです。
肩まわりが凝ってきた、と感じたということは、それは「肩まわりで同じ姿勢が続いているよ」というサイン。立ち上がってトイレに行ってくるとか、お茶でも買ってくるとか、「とりあえず」違う姿勢になってみましょう。
不調のサイン → とりあえず違う姿勢 というのが大事です。また、サインを感じ取ろうとしているうちに、ご自身の状態に敏感になっていきます。